2021年12月20日月曜日

小又の寄居城

 


 先日、小又の「寄居城」跡に登って参りました。現在、山頂には石の祠が一つ鎮座しております。


 田沼町史によりますと
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・種別--------
・所在地-----長谷場
・立地形態---山頂、山腹、尾根
・遺構--------堀切、曲輪
  寄居山と称する旗川に面した標高約240mの山頂付近一帯に遺構がみられる。
 寄居山は旗川と小又沢の合流点に位置し、北西に尾根が続く。
 また、小又は閑馬方面への道筋でもある・・・・・・・・・・
 築・廃城は不明である。
 この砦は東北に位置する長谷場城との関連があるものと思われる。
 主に眼下に位置する道路に対する番所的なものであろうか。

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と記載されています。


道がないため直登し、往復で約1時間30分。
携帯アプリでは標高234m
猟期のため、目立つ服装と笛を吹き吹き。


















 町史のとおり、小又地区は山を越えた閑馬地区と交流があったようです。


 以前、金原山付近に行った時、小又と閑馬を結ぶ尾根境に六地蔵」があり、「長谷場村」と刻まれておりました。

 












車社会と違って、山を物ともせず交流していたことを改めて実感しました。


いつかは、長谷場城にも登ってみたいものだ。










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